2015年6月3日水曜日

【雑記】我々は何故勉強に励む?【教育論】

学歴偏重の日本社会
本当のリスクは何だ?


 我々はどうして勉強するのか。良い大学に入り良い企業に勤めるため?自分の夢を叶えるため?どれも正解で、どれも不正解だ。


■我々は非常に温い社会に生きている

 自分のやりたいことが明確で、本当にその道しか考えられなかったとして、それが勉強の原動力になるならば、その道に挫折したり、自分にとって本物でなかったと悟ったりしたとき、その学習は無駄にならないか?

 そもそも、将来のことなどいち高校生にどこまで掴めているのか。少なくとも私は全くそんなビジョンなど持っていなかったし、社会に出た今も、本当に教員がやりたいことだったのか、まだ明確に頷ける職だとは思っていない。


では、何のために大学へ入るのか?
では、何のために苦しい受験を乗り切るのか?
では、何のために国語、英語、理科、社会、数学なんぞを学ぶのか?


ああ、そうだ。
現在ほとんどの高校生は「言われるが儘」だ。
「周りが高校へ行くから」「周りが大学へ行くから」「周りがそうしろというから」だ。


その道に、どんな意味がある?
本当に自分のやりたいことはそこにあるのか、しっかり考えたことがあるか?


楽天の社長、三木谷さんはこういう。
(前略)「興銀を辞めて楽天という会社を創った、リスクをとったと言われているんですけれども、はっきり言ってリスクはとっていないんですよね。いつも言っているんですけれども。なんでかというと、別にいつでもモルガン・スタンレーとかゴールドマンサックスとか、マッキンゼーかわからないんですけれども、どこか雇ってくれるだろうと思っていますから、「興銀を辞めてよくリスクをとったよね」と言われても、いや、全然俺リスクとっていないんだけどみたいなのがあって。だからそういうなんとなく、特に特に、日本人の人はなんとなくの失敗を恐れすぎるというのが我々新経連の問題意識として、みんなサラリーマンを辞めて起業しましょうとまでは言いませんけれども、もっとリスクをとっていろんなことをやりましょうよ、というのが今日のテーマかなと思っています。」(後略)
(失敗力カンファレンス2014より抜粋)


三木谷さんの経歴はこうだ。
・1988年、一橋大学商学部卒業。
・株式会社日本興業銀行勤務。
・ハーバード大学に留学。同大学で経営大学院修士号(MBA)を取得。
・1996年株式会社クリムゾングループ代表取締役社長 に就任する(現任)。
・翌年、株式会社楽天を設立、代表取締役社長に就任。
・株式会社インフォシーク取締役会長、同社代表取締役社長、ライコスジャパン株式会社代表取締役会長を歴任。
・現在は楽天KC株式会社代表取締役会長、楽天株式会社代表取締役会長兼社長を兼任。


つまり、三木谷さんは自分で会社を立ち上げる際、周りに「大手企業を辞めてまで自分で起業しようなんてリスクあるのにすごいね!」と言われることに腹立っていたわけだ。

そりゃそうだ。これだけの経歴を持っていたら、日本ではどこの企業もこぞって「うちにきてくれ」というだろう。

三木谷さんにとって「楽天」の起業はリスクの欠片もなかった。

それほど、今の日本は学歴偏重なのだ。



裏を返せば、その学歴偏重社会だからこそ我々は勉強を強いられているわけだ。



なんか悲しくねーか?
いいのか、それで?受験生!!


違うだろ!
俺たちが本当に人間として「幸せ」や「成長」を願うなら、取るべき道は一つだ。


リスクを取れ!


ってこと。
リスクを取るための学習なら大いにありでしょう。

三木谷社長の言う、ゴールドマンサックスという会社は、新卒でも年収1200万は下らないような超一流企業。ここで業務経験のある、空井と同い年の女若社長がいる。


ウォンテッドリーという会社の社長、仲暁子(なかあきこ)社長だ。


仲さんは、学生時代から「ゼロ」から「イチ」をつくる活動に力を入れており、それに魅力を感じていた。しかしゴールドマンサックスに勤め、企業というのは「イチ」から「百」や「千」をつくるものだと思い知らされた。それでやはり自分のやりたいこととは懸け離れていると感じ、退社。
その後、漫画が好きで書き続けるも、どこにも採用されず4年を過ごす。
その間に知ったfacebookが日本で流行ると見て、facebookjapannの初期メンバーとして務める。
その後、ウォンテッドリーを立ち上げる。(日本最大級のビジネスSNS会社となる)


上場すれば、会社価値として150億は下らないとされる会社だが、仲社長はこの上場話を蹴った。


理由は明快。
「企業として金を得て安定するより、自分は人のつながりを大切にしたいから。料金は上げずに、もっと多くの人に利用してもらいたいから」というものだ。


おいおい、ちょっと待ってくれ。
俺と同い年の人間がそんなこと言うのか?


ちょっとショック過ぎるわな。
どうあがいても自分では届きそうにない。


でも、やはりこの志やら、考え方やらは真似すべきでしょうね。
「偏差値60という数字を追わず、偏差値60という人間を追え!」と同じこと!


そして、彼女に俺が追い付くには「勉強」が絶対条件なこと。
「勉強」出来ない人間に成長はないから。
「勉強」しない人間にリスクなど取れないから。



何だ。
そう考えたら簡単じゃないか。

勉強は、
「自分が成長するため。」
「自分の力を試すため。」
「自分を知るため。」にするものだ。


その先にこそ、光はあり。
その先にこそ、自身の未来はある。


悩んだときは
スティーブジョブズ氏のスタンフォード大学卒業スピーチを見ると良いだろう。
我々は何を見て、何を思って生きるべきががよく分かる。


受験生諸君。
君たちが今歩んでいる道は、必ず自らの将来の役に立つ。

必ずだ。
保証する。

人間は経験したことしか語れない。
人間は現実味のある話しか聞き入れない。


俺は、自分が経験したことしか教育しない。

だから保証する。
今、苦しくとも勉強しておけ。

それは将来必ず君たちの力になる。
頑張ろう受験生。
君たちの未来は明るい!!





(すいません。久々に河合塾の上司や先輩と飲んできて、感銘を受けたので急遽この話を書いたのだけど、ちょっと支離滅裂だったかもしれない。それでも「思い」が伝わってくれたらよいと思う。)

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