2015年5月22日金曜日

【空井式】便利=学力低下【受験対策】

学力と便利さは反比例する
学力を上げるなら不便さを求めよ


現在私の授業ではグループ学習(ほとんど個人学習だけど)を行っています。
発表は「授業を私に代わって行う」というもの。
まあ、簡単に言えば、一段落ごと品詞分解などして文法事項やら重要単語やらを説明すればいいわけなんだけれど、これがまあひどい発表しかできないもんで悩んでます。


■便利な世の中は非常に暮らし難い

世の中が便利になればなるほど、我々は生活がし難くなっていきます。

「え、逆だろ?」と思った貴方は、恐らく思考停止状態の方。
そのままだと学力にも影響がでるかも!?

良く考えて下さい。
特に「受験」という世界では「学力」と「不便さ」は密接な関係にあります。

暗記のためにひたすらノートに書き込む作業!
やったことをまとめるために教科ごと、ノートを作成する作業!
出来なかったところに付箋を貼り、覚えては剥がし、忘れてはまた貼りを繰り返す作業!
単語帳を作る作業!

これらのことを一つでも便利にこなしてしまったら、学力は上がりませんね。
ひたすらノートに書き込むから覚えるし単語帳を作るから覚えるわけで、1回ノートに書いたら10回分コピー出来るノートで勉強しても誰かが作った単語帳を利用しても学力なんざ上がりません。


しかし、滅茶苦茶売れているのが「電子辞書」。


これは非常に革命的で、優秀な商品です。
それ故に多くの教員が「紙の辞書を使え」と危惧するのです。


≪電子辞書が危険な理由≫(※古文に於いての所見)

・活用形が終止形でなくとも引ける。(というか何でもOK)
・入力するとピンポイントでその単語へ飛べる。
・和歌なども網羅しており、訳も技法もボタン一つで全て分かる。
・読みが分からなくても、書いて検索が可能。

裏を返せば

・活用が出来なくてもそれに気付けない。
・視野が狭く、一定の情報以外得ることが出来ない。
・掛詞など考えたり気付いたり一切しない。
・いつまでたっても読めるようにならない。


≪電子辞書のメリット≫

・一台で50冊を超える辞書を持ち歩ける。
・とにかく検索スピードが速い。


どうですか?
メリットを優先するだけの価値が、あなたにとってどれだけありますか?


まあ場合によって使い分ける、でいいと思うんですけどね。
少なくとも学校にはロッカーがあって、辞書を置くスペースがあるのだから、全教科辞書が必要なものは紙の辞書をロッカーに入れておけば、授業ごと出せばいいだけの話。
勿論、自宅でも紙の辞書を置いておけばいいのだから、自宅でも紙辞書を使う。
予備校などでは電子辞書を使う。

紙辞書を使えるか使えないかを基準に考えて、使うと良いね。


時間はかかるけれど、少なくともうちの生徒のように、
「えー、何やればいいの?何もやることなくない?」
なんていうことを無くしたいのであれば、電子辞書はやめるべきでしょうね。


まあこれもだまされたと思ってやってみると良い。
慣れてくると引くスピードも格段に上がるから、ぶっちゃけそんなに引く速度は気にならない。
そのうち「紙辞書最高ぅー!!」ってなると思う。


どこかで「学力とゲーム」の話をしたと思うのだけど、
全く同じことが「受験」という世界で言えるよね。
|д゚)o0(案内が詳しくなればなるほど、プレーヤーはただキャラクターを動かしているだけで、
一切の思考をしなくともゲームクリアが可能になる。ってやつね)


また、電子辞書を使うならば使うなりの工夫や覚悟が必要で、
それらがしっかりと出来るならば、電子辞書の使用に全く異論はないですよ。



さあ、自分の置かれた状況と、目指すべき場所をきちんと確認し、先へ進もう!
頑張るぞ!!

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